Daigo流スキンケア「食用ココナッツオイル」の注意点

coconut

メンタリストdaigoさんは天然オイルのスキンケアをしているそうです。

その中でも、食用のココナッツオイルを髪から全身まで使っているそうです。

 

daigoさんは有名で説得力があるので、色んな方が取り入れてみたくなるスキンケアだと思いますが、食用のココナッツオイルはやめておいた方がいいかなと思います。

 

塗る場合は化粧品グレードのココナッツオイルがオススメです。

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2020.02.17

ココナッツオイルの構造と組成

ちょっと、ココナッツオイルを化学的に見てみましょう。

 

ココナッツオイルは、ヤシからとれる脂質が大半の油です。化粧品表示名称でいうと「ヤシ油」です。

 

成分を化学的に見ると、脂質の構造は以下のように、グリセリン1つ+脂肪酸が3つ結合した構造をしています。

脂質の構造

 

この脂肪酸にも、脂肪酸の長さ、分岐、二重結合の有無などで色んな種類が含まれます。

 

Daigo流スキンケア「食用ココナッツオイル」の注意点

Daigoさんは食べることのできる食用のココナッツオイルを推奨していますが、これはやめた方が良いと思います。

 

というのも前述した不純物が原因で、肌トラブルを引き起こす可能性があるからです。

 

食品グレードは、化粧品グレードに比べて精製されていないことが多いので、不純物が多くなることがあります。

 

例えば、遊離脂肪酸という成分。これは脂質から脂肪酸だけになったものです。

脂肪酸の構造

 

ココナッツオイルの脂肪酸組成は、以下のように、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸といった短い脂肪酸が多く、オレイン酸も含まれます。

脂質の脂肪酸組成 分量(g)
8:0(カプリル酸) 7.5
10:0(カプリン酸) 6.0
12:0(ラウリン酸) 44.6
14:0(ミリスチン酸) 16.8
16:0(パルミチン酸) 8.2
18:0(ステアリン酸) 2.8
18:1(オレイン酸) 5.8
18:2(リノール酸) 1.8

引用して改変:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B7%E6%B2%B9

 

これらの遊離脂肪酸は、お肌に刺激になったり毛穴の開きの原因になるとも言われています。

 

日本で売っている食用ヤシ油は、不純物管理も徹底していそうですが、海外品とかは品質が未知数です。

 

そのため食用品よりも、化粧品用として売っているものの方が安全かなと思います。(価格は高いですけど、しょうがない)

 

食品を肌に塗るのはリスキーなことがある

最近の研究では、食品を肌から塗ることで食品アレルギーを引き起こすことがわかってきました。

 

ヨーロッパではスキンケアとして、ピーナッツオイルを赤ちゃんに塗るのが流行していたそうですが、これによってピーナッツアレルギーリスクを高めるという研究があります。

 

なので食品を肌に塗るというのは結構リスキーなんです。

 

ココナッツオイルにはアレルギーの報告はみあたらないですが、ココナッツに限らず食品を肌に塗る美容方法が出た場合は注意しましょう。

参考:https://pediatric-allergy.com/2018/03/11/factors-of-peanut-allergy/

 



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