NISSHAニードロップの口コミをレビュー【元研究職が正直に話します】

元化粧品研究Youtuberのすみしょうです。

先日、YouTubeでご紹介したヒアルロン酸マイクロニードルのランキングがかなり話題になりました。

この中で1位にさせてもらった、NISSHAの「ニードロップ」について、実際に使ってみてどうなのか、詳しくレビューしたいと思います。

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そもそもマイクロニードルってどんな技術？

マイクロニードルヒアルロン酸パッチは、目元の保湿や、ハリやツヤを与えるスペシャルケア製品として人気が急上昇中のアイテムです。

一番有名なのが北の達人のヒアロディープパッチだと思いますが、過去には生産が追いつかず、リアルに2〜3ヶ月待ちということもありました。

たしかに、肌にはバリア機能があり外部からの成分の浸透をブロックします。しかし全ての成分をブロックするわけではなく、浸透しやすいものとしにくいものがあります。

そこで、浸透しにくい成分も浸透できるように開発されたのが、医療分野でも使われているマイクロニードル技術でした。

これは、微細な針（マイクロニードル）を肌にさして、角層に成分をダイレクトに浸透させる技術です。

しかし、化粧品に使う針は安全性も高いものでないといけません。

そこで選ばれたのが、もともと私たちの体に存在するヒアルロン酸というわけです。

私がニードロップを選んだ理由

マイクロニードルヒアルロン酸パッチは、北の達人コーポレーションや、資生堂やコーセーの子会社や、韓国製など色々な商品が出ています。

スペックを徹底的に検討した結果、私はNISSHAのニードロップを選びました。

その理由は以下3点に集約されます。

• ニードル本数がトップクラスに多い
• ニードル単価が安くてコスパが良い
• 乾燥小じわ試験済み

関連記事：人気のマイクロニードルヒアルロン酸パッチを7つ比較してランキングした

ニードル本数が多い

ニードル本数は、市場商品の中でもトップの1枚あたり1,800本がショットされています。

ニードル本数が多いということは、保湿成分が肌にたっぷり浸透させられる可能性が上がります。

コスパが良い

ニードル本数が多くても、その分価格がべらぼうに高いとコスパが悪いですよね。

そこで、ニードル本数と商品価格から、ニードル100本あたりの価格を計算したところ、42円とかなり安かったのも決め手になりました。

パッチ1枚の価格750円／パッチ1枚のニードル本数1800本×100

＝ニードル100本の価格は42円

乾燥小じわ試験済み

化粧品の効能で「乾燥小じわを目立たなくする」というものがあります。

こちらは日本香粧品学会が定める「抗しわ試験ガイドライン」に従った試験で、一定の基準をクリアする必要があります。

ニードロップを使ってみた感想をレビュー

では早速レビューしていきます。

ニードロップの外観

このようなお洒落なピンクのパッケージに入ってます。

個包装になっており、プラスチックの板をはずすとこんな感じです。

このようなパッチが1箱に8枚入ってます。

細かい白い点が見えますが、これがヒアルロン酸マイクロニードルで、この1枚のシートに1800本のニードルが埋め込まれています。

ニードルの形状がフラットで肌にやさしい

ニードロップのマイクロニードルは先端がフラットなので、先端が折れ曲がったりしにくく、刺した時のチクチク感を軽減しているということでした。

本当かな？ということで、最近買ったマイクロスコープで観察してみることに。

撮影はめちゃくちゃブレるので非常に難しく、、、なんとか撮れたのがこちらです。

いまいちぶれているのでわかりづらいですが、たしかに先端がフラットになっているようです。

寝る前に貼り付けます

寝る前にパッチを貼り付けます。

というのも、ヒアルロン酸が刺さって溶解するのに5〜7時間くらいかかるから、寝る前じゃないとできないんですよね。

で、多くの場合、貼り付けた瞬間にチクチクすることが多いそうですが、私の場合はほとんど感じませんでした。

鈍感肌なのかな？？

ちなみに、妻は結構チクチク感を感じたようで、パッチを貼った瞬間の、コメント動画を載せときます。

関西弁丸出しなので「字幕あり」にするのも面白いです。（本人許可済み）

塗布した翌朝の使用感

そして翌朝、ヒアルロン酸パッチを外してみると・・・

使用前にはあった「白い点」が溶けて消えていたのがわかりました。これは地味に嬉しいポイントです。

しっかりとヒアルロン酸ニードルが浸透してくれたと感じることができて、テンションが上がります。

貼り付けた目元は、しっとり、なめらかな感触で、思わず「おお〜！」と言っちゃいました。

ちなみに、妻もかなり気に入ってました。

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ニードロップの注意点＆デメリット

ここからは、ニードロップの注意点と、使ってわかったデメリットを解説します。

1日で劇的な効果を期待しない

これはどんな化粧品でもそうですが、化粧品で販売される限り、効果は穏やかです。

また、効果には個人差があります。

1日2日ですぐ乾燥小じわが目立たなくなるかというと、そんなに劇的に変わるものではないと思います。

うまく貼らないと剥がれる

私は最初うまく貼れなかったです。

うまく貼らないと、翌朝、空気が入っていて、損した気分になります。

ちなみに、パッケージには、使用方法のポイントとして以下が書いてます。

• 夜（入浴後）、洗顔していつもお使いの化粧品で肌を整える
• 油分の多い化粧品後には付着しないので使用を避ける

私の場合は、油分系のものは使いませんでしたが、入浴後すぐ貼り付けたわけではなく、寝る前に使いました。

しかし、19時入浴して、24時就寝と、時間が5時間くらい空いてたんです。

空気が入るとせっかくのヒアルロン酸がもったいないので、注意して貼りましょう。

ちなみに妻は、普通に貼れてました。

目の下のくまに劇的な効果を期待しない

目の下のくまに効果があるか？ということですが、私は根本的に改善は難しいかなと思います。

くまは血行不良などが原因なので、化粧品の効果の範疇を超えています。

ほうれい線への効果は期待しない

こちらは、乾燥による小じわを防ぐ効果は期待できます。

ほうれい線は乾燥が原因ではなく、もっと肌の深いところのコラーゲンやエラスチンなどの劣化も影響しています。

なので、理論的にはヒアルロン酸パッチでほうれい線が目立たなくなる可能性は低いと思います。

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ニードロップの成分解析

元化粧品研究職のすみしょうが、ニードロップの全成分を1つ1つ解説します。

成分は6つだけという超シンプル構成ですね。

ヒアルロン酸Na

まず、メインとなるのが、保湿成分のヒアルロン酸Naです。

ヒアルロン酸Na1gで、水分を6リットルかかえることができると有名ですよね。

しかし、ヒアルロン酸の粉を化粧水に溶かそうと思うと、1%でも粘度がありすぎてゲルゲルになってしまうので配合に限界があります。

しかし、ヒアルロン酸パッチではヒアルロン酸を針のようにして固める必要があるので、80〜90%は配合されているのではないかと思います。

通常は分子量が巨大なので、角層に浸透するのも無理ですが、物理的に角層に刺すことでヒアルロン酸を届けることができます。

グリセリン

保湿成分のグリセリンです。プチプラ、デパコス問わず、スキンケア商品に必ずと言っていいほど配合されます。

価格が安くて、保湿力の高い3価のアルコールです。わりとしっとりした感触が出る保湿剤です。

参考：皮膚保湿における保湿剤の役割

水

水はあらゆる化粧品に含まれるベース成分です。保湿剤を溶かしたりする効果を持ちます。

化粧水等では80〜90％は水ですが、ヒアルロン酸マイクロニードルではかなり少ないと思います。

サクシノイルアテロコラーゲン

こちらはコラーゲンの1種で、高分子の保湿成分です。お肌に浸透することはありませんが、肌の上で保湿効果を発揮してくれます。

一般的な水溶性コラーゲンは、化粧水などにはなかなか溶解できず、微量配合になることも多いのですが、こちらのサクシノイルアテロコラーゲンは水にも溶けやすいような構造になっています。

バニリルブチル

バニリルブチルは、バニリルブチルエーテルの略で、整肌成分として配合されています。

よくリップクリームやリップグロス、ホットクレンジングゲル、ホットマッサージジェルなどの温かさをじんわり感じさせるアイテムに配合されています。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNa

旭化成という大手メーカーが作ったペリセアという有名な保湿成分です。

界面活性剤のような水にも油にもなじみやすい構造をしており、肌になじみやすい保湿成分です。

原料の原価もそこそこ高いので、高価格帯の製品によく配合されている印象です。

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ニードロップをオススメできる人

ニードロップがオススメな人は、以下と考えます。

• 目元の乾燥小じわが気になる人
• 目元のハリが気になる人
• 多少高くても効果実感したい人
• 返金保証で安心したい人
• 定期の解約で引き止めにあいたくない人

逆にオススメできない人は、以下かと思います。

• 劇的にシワがなくなる効果を期待している人
• 劇的にクマがなくなると思っている人
• ほうれい線を薄くしたいと思っている人

化粧品なので、穏やかな効果とは思いますが、角層にヒアルロン酸などの保湿成分をしっかり浸透できるため、期待値は非常に高いアイテムだと思います。

ニードロップの基本情報・スペック

他の製品とスペック比較したい場合は、以下の記事が便利です。

関連記事：人気のマイクロニードルヒアルロン酸パッチを7つ比較してランキングした

ニードロップのよくある質問Q&A

ニードロップはどこで買える？アマゾンや楽天で買える？

ニードロップは、楽天やアマゾンでは売っておらず、NISSHAの公式通販のみで購入できます。

ニードロップの価格はいくら？お試し価格はある？

単品と定期購入があります。

1. 単品購入は、6,000円（税抜）
2. 定期購入（月1回）は、初回は1,980円（税抜、67％オフ）、2回目から5,100円（税抜、10％オフ）

お試し価格はありませんので、1ヶ月は使ってみましょう。

送料はかかる？

単品でも定期でも送料はかかりません。

これは非常に太っ腹な会社だと思います。

定期縛りはある？

定期縛りはありません。

2回目が届く7日前までに解約手続きをすれば、終了です。

違約金もありません。

定期解約の方法は？

電話やマイページから可能です。

マイページからの解約手順

①NISHAのマイアカウントにログインします。

②マイアカウントの「登録情報」をタップ

③画面下の「退会する」をタップ

これだけで解約が完了します。

返金保証はある？

20日間返金保証があります。ただし、各種条件があります。

返金手続きの流れ

1. 商品到着から20日以内に、0120-707-822に電話し「返金」の旨を伝える。
2. 返金の連絡をしてから10日以内に、以下のものを宛先に発送する。
   1. 納品書や配送伝票
   2. 商品の箱
   3. 商品４回分全て（使用済み分および未開封分の両方を含む）
3. 返送商品の受領日・返金日についての案内メールが届く
4. 返送日の翌月末に返金される

送料は自己負担で、自動的に定期コースが解約されます。

また、こちらのサイトによると、返金申込時に聞かれることは、以下とのこと。勧誘は一切ないようです。

1. 電話番号
2. 名前
3. 住所
4. 解約の理由

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NISSHAは有名ゲーム機の精密部品を手がけている

ちなみに、ニードロップを作っている会社は実はNISSHA（ニッシャ）という会社で、一般的には知名度は高くないと思います。

しかし、実は一部上場企業で、理系の学生の間では有名な京都の老舗メーカーです。

実はこちらの会社、ニンテンドースイッチなどのタッチセンサーを作っており、細かい部品を精密に並べる高い技術力に定評があります。

この力を活かして、細かいヒアルロン酸の針を並べるマイクロニードルヒアルロン酸パッチの分野に参入してきたというわけですね。

今後ますます活躍していく企業だなと思います。

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まとめ

ニードロップのレビューをしてみて、良い点、悪い点をまとめますと、悪い点もたしかにありますが、全体的に良い点が勝ると思いました。

＜悪い点＞

• バニリルブチルは必要なのか疑問
• 1箱あたりの価格はちょっと高い
• 注意して貼らないと剥がれやすい（貼り方の問題かもしれません）

＜良い点＞

• 使用感が良い
• ニードルが溶けて消えるので浸透実感がわく
• ニードル本数が多いので保湿成分がたっぷり
• ニードル単価が安くコスパが良い
• 乾燥小じわ試験実施済み
• ニードル形状が肌にやさしい形
• 20日返金保証がある
• 定期便だと初回1980円で試せる
• 定期縛りがない
• 解約は電話ではなくマイページでワンクリック

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