メラノCC酵素洗顔がやっと購入できたので正直レビュー【成分解析】

すみしょうです。一時期めちゃめちゃ人気でどこ行っても買えなかったメラノCC酵素洗顔。やっと購入できましたので、どんな成分でどんな効果があるのか、また、使用感はどうなのか正直レビューしてみました。

メラノCC酵素洗顔の特徴成分

特徴成分はやはり酵素です。酵素洗顔といえば今までパウダー商品が主流でした。そこに新しい風を吹き込んできたのがクリームタイプの洗浄剤に酵素を配合するという処方です。

酵素は毛穴角栓の原因の1つであるタンパク質を分解してくれることが期待されています。

期待されているだけで、実際に角栓に効果的というデータは見たことがないんですが、とはいえ酵素洗顔パウダーでは、毛穴汚れがよくなるという声がたくさんあるので効果はあるのだと思います。

以下参考ですが、酵素洗顔パウダーの人気ランキング(フォロワーさんにアンケート)

酵素配合の難しさ

しかし、酵素はただ単に配合しても、その力を失ってしまうことが知られています。以下をご覧ください。

引用元:https://www.rohto.co.jp/news/release/2022/0208_01/

上記の1に記載がありますが、酵素は水と相性が悪く失活してしまいます。洗顔料は、水の配合量が普通は一番多いですので、酵素を普通に配合しただけだと、酵素が製品中で力を失ってしまい処方するのが困難です。

しかしロート製薬さんは、水を少なくして保湿成分を多く配合することで、酵素の失活を防いでいるそう。

メラノCC酵素洗顔料の成分は以下のようになっています。

グリセリン、水、パルミチン酸、ミリスチン酸、水酸化K、BG、ジグリセリン、ラウリン酸、ステアリン酸、ラウリルグルコシド、アスコルビン酸、3-O-エチルアスコルビン酸、プロテアーゼ、PG、アルギン酸Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリクオタニウム-7、カオリン、酸化チタン、水酸化Al、ステアリン酸グリセリル(SE)、BHT、ピロ亜硫酸Na、香料

確かに保湿成分であるグリセリンが一番最初に来ており、水がその次なので、たっぷりのグリセリンが入っていることが想定されます。

私の経験及び公開されている処方例では、グリセリンは25%の処方などもありますが、水を超えるほど高配合しているのはレアな気がします。これが独自処方ということなのでしょう。

しかし水がいくら少ないとはいえ、数十%は入っていると思うんですよね。パルミチン酸という洗浄成分が3番目ということはそれより多いので。なので本当に酵素が失活しにくくなっているのかは私にはわかりませんでした。

特許検索してみた

そこで、この技術についてロート製薬さんが特許を出しているかもしれないと思い、検索してみました。

J-Platpatにて、特許検索「洗浄 酵素 ロート製薬」をしましたが、2022年8月26日現在、このメラノCC洗浄剤に該当しそうな特許はありませんでした。今執筆中なのかな??

アスコルビン酸は効果は期待できないと思う

アスコルビン酸(ビタミンC)や3-O-エチルアスコルビン酸などの美肌成分は、キャャッチコピーとして微量配合されているだけと思います。

そもそも高配合されていても、アスコルビン酸はアルカリや水や酸素に弱いので、製品中で分解されていると思いますし、洗浄剤に配合されていても、ほとんど皮膚に残らないと思いますので。

油やポリマーなど、皮膚に残る成分もあるんですが、ここでいうところのポリクオタニウム-7とかは洗浄料によく使われるしっとり系のポリマー。

アスコルビン酸等をを取り入れたければ、安定配合特許技術を使ったメラノCCプレミアム美容液やオバジがイチ推しです。

使用感はGOOD

洗い上がりの肌の感じは、石鹸系特有のギシギシ突っ張る感じがほとんどなく、しっとりしており、つっぱらず非常に心地良い感触でした。グリセリンが高配合されていることや、ポリクオタニウム-7などのポリマーがお肌に残ることで、しっとりしているのではないかと思います。

角栓汚れの落ちについては、ちょっと使った感じではわからなかったです。 ただ口コミでは毛穴汚れに効果的であったと言うものもありました。

香りはレモンぽい爽やかな香りです。

まとめ

メラノCC酵素洗顔は、酵素の力が働いているのかは不明。だが、洗い上がりの使用感はめっちゃ良い。

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