元化粧品研究職が選ぶおすすめ日焼け止めスプレー3選

日焼け止めスプレー

日焼け止めスプレーは顔や体以外にも、髪やストッキングの上からでも使えるし、メイクの上からも使えるので、便利なアイテムです。

 

メーカーは、アネッサ、スキンアクア、サンカットなどの有名どころから、化粧品企画会社の商品まで多種多様。

 

また、敏感肌向け、オーガニックタイプ、ノンケミカル、ウォータープルーフなど、各社工夫をこらしています。

 

すみしょう
今回は、日焼け止めの研究開発をしていた私が、成分解析や使用感を確認し、おすすめの日焼け止めスプレーを紹介します。

 


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日焼け止めスプレーって本当に効果ある?正しい使い方と選び方

そもそも日焼け止めスプレーって効果があるのでしょうか。

 

日焼け止めスプレーは効果ある?

日焼け止めスプレーは正しく使えば効果があります。

しかし、多くの人は、使用量も少ないし、ぬりムラも多くあるというのが現状です。

 

2001年のヨーロッパの学生148人の日焼け止め使用量の調査では、0.4mg/cm2しか使用していませんでした。

正しい使用量は、2mg/cm2であるため、適切量の1/5しか塗布できていないということです。

参考:Quantity of sunscreen used by European students.

 

日焼け止めスプレーの正しい使い方

正しい使い方は、日焼け止めスプレーを手のひらに1円玉2個分以上にたっぷり出して、顔や首になじませます。

手が汚れるじゃん・・・と思うかもしれませんが日焼けしないためには、仕方ないと割り切りましょう。

直接肌にスプレーしてもいいですが、ムラがないように、たっぷり使いましょう。

 

日焼け止めスプレーの選び方

上述のように、日焼け止めスプレーは、使用量が少なくなりがちで、塗りムラができやすいです。

そのため、日常生活でも、SPF・PAは最高値の商品を選んでおく方がおすすめです。

 

顔や髪におすすめの日焼け止めスプレー2選

それでは、おすすめの日焼け止めスプレーを紹介します。

 

資生堂 アネッサ パーフェクトUVスプレー アクアブースター

UVカット力 SPF 50+/ PA++++
容量・価格(税抜) 60g・1500円
1gあたりの価格 25円
UVカット成分 紫外線吸収剤4種類
アルコール エタノール1%以上配合
落としやすさ 石鹸で落とせる

 

全成分
LPG,ジメチコン,水,イソドデカン,エタノール,(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー,ポリメタクリル酸メチル,メトキシケイヒ酸エチルヘキシル,セバシン酸ジイソプロピル,ミリスチン酸イソプロピル,ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン,エチルヘキサン酸セチル,オクトクリレン,ポリシリコーン-15,ポリブチレングリコール/PPG-9/1コポリマー,ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル,ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,アスコルビルエチル,グリチルリチン酸2K,トウキ根エキス,ワイルドタイムエキス,カニナバラ果実エキス,ヒアルロン酸Na,ウコンエキス,グリセリン,パルミチン酸デキストリン,イソステアリン酸,ジステアルジモニウムヘクトライト,EDTA-3Na,タルク,BG,ステアリン酸,BHT,トコフェロール,香料

*赤字は紫外線吸収剤

 

資生堂の金のアネッサシリーズの日焼け止めスプレー。

日焼け止めスプレーの中でも非常に人気が高く、私も使用感的に非常に好きです。

 

サラッサラの使用感でビビる

一番の特徴は、なんといってもその使用感。

日焼け止め特有のべたべたは皆無で、さらっさらな仕上がりになります。正直、驚きを隠せませんでした。

シリコーン系の成分を巧みに使いこなしているものと思います。

 

80分のウォータープルーフ試験合格なのに石鹸で落としやすい

80分にわたるウォータープルーフ試験に合格しているため、かなり耐水性が高いです。

なのに、石鹸でするりと落とせるという資生堂の技術が詰まっています。

 

アクアブースター

水や汗に濡れると、日焼け止めの皮膜が強くなる、アクアブースター機能が搭載されています。

 

エタノールは1%以上配合

エタノールは多く配合されているので、敏感肌の人は注意が必要です。

 

amazonの口コミ評価では、4.4/5なので、非常に評価の高い商品です。

日本ロレアル ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクションミスト

UVカット力 SPF 50+/ PA++++
容量・価格(税抜) 50g・2500円
1gあたりの価格 50円
UVカット成分 紫外線吸収剤5種類
アルコール アルコールフリー
落としやすさ 石鹸で落とせる

 

全成分
ブタン、水、ホモサレートオクトクレリン、グリセリン、ジメチコン、サリチル酸エチルヘキシル、炭酸ジカプリリル、ナイロンー12、セバシン酸ジイソプロピル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、p-アニス酸、カプリリルグリコール、カルノシン、シクロヘキサシロキサン、EDTA-2Na、ドロメトリゾールトリシロキサンエチルヘキシルトリアゾン、ハチミツ、メタクリル酸メチルクロスポリマー、PEG-32、ラウリン酸PEG-8、ペンチレングリコール、フェノキシエタノール、ポリアクリル酸アルキル(C10-30)、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、PG、シリル化シリカ、塩化Na、サッカリンNa、トコフェロール、香料

*赤字は紫外線吸収剤

 

ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクションミストは、世界で初めて日焼けオイルを発売した、紫外線研究のパイオニアであるロレアルの商品です。

 

ロングUVA防御

UVAの中でも、波長が長い領域のロングUVAはシミやシワを引き起こしやすい紫外線ですが、ロレアルが特許を取得し、かれこれ30年も使われているメギゾリルXL(ドロメトリゾールトリシロキサン)を配合しています。

 

高い光安定性

ドロメトリゾールトリシロキサンは紫外線にも強く、紫外線で壊れたりしにくいです。

 

成分は海外っぽい

成分は海外品っぽい、日本ではあまり見かけない成分が多様されています。

日本人の敏感肌の人にはどうかな?という印象ですね。

 

香りがきつい

香りが強いという口コミが多く、外出先で使うときは周囲の人に迷惑にならないように注意が必要です。

 

価格は高い

価格は高いです。1gあたり50円なのでアネッサの2倍高いことになります。

 

amazonの口コミ評価では、3.8/5なので、わりと高い商品です。


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敏感肌向け日焼け止めスプレーおすすめ1選

敏感肌向けの日焼け止めスプレーの選び方の基準としては、私が推奨しているのは、

  • カプセル化紫外線吸収剤 または 紫外線散乱剤を使用している
  • アルコール(エタノール)は1%以下
  • 石鹸で落としやすいこと

 

紫外線吸収剤はカプセル化していればお肌への刺激も低下できますし、紫外線散乱剤のみであれば、安全性も高いです。

また、日焼け止めは、溶剤としてアルコール(エタノール)をたくさん使うことが多いのですが、なるべく少ないこと。1%以下の目安は、全成分表示を見て、〇〇エキスより、後ろにアルコールの記載があればOKです。

また、日焼け止めはしっかり落としておかないと肌トラブルの原因になりますので、洗顔で落としやすいものがおすすめです。

 

このような観点でみたときに、おすすめの敏感肌用日焼け止めスプレーを紹介します。

 

紫外線予報 透明UVスプレー 150g

UVカット力 SPF 50+/ PA++++
容量・価格(税抜) 150g・1850円
1gあたりの価格 12円
UVカット成分 カプセル化紫外線吸収剤3種
アルコール アルコールフリー
落としやすさ 石鹸で落とせる

 

全成分
LPG、水、シクロペンタシロキサン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、パルミチン酸エチルヘキシル、水添ポリイソブテン、ポリメチルシルセスキオキサン、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー、オレンジ油、グリチルリチン酸2K、α-アルブチン、ブドウ果実エキス、ユキノシタエキス、アセチルヒアルロン酸Na、オウゴン根エキス、マグワ根皮エキス、カミツレ花エキス、アセロラ果実エキス、加水分解コラーゲン、アロエベラ葉エキス、オクテニルコハク酸デンプンAl、PEG-10ジメチコン、PEG/PPG-19/19ジメチコン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンオクトクリレン、ジステアルジモニウムヘクトライト、ポリシリコーン-14、BG、フェノキシエタノール

*赤字は紫外線吸収剤

べたつきほぼなし

感触は、資生堂のアクアブースターほどサラサラではないですが、べたつきはほとんどないです。

香りは柑橘

合成香料は配合されていませんが、オレンジ精油配合なので柑橘系の香りです。

 

成分がやさしい

敏感肌用として、カプセル化紫外線吸収剤を100%使用しており、肌に直接、紫外線吸収剤が触れることが少ない低刺激設計です。

成分に「ポリシリコーン-14」が入っていれば、カプセル化されているのがわかりますが、紫外線吸収剤+カプセル化紫外線吸収剤というパターンもありえますが、しっかり100%使っているというのが驚き。

アルコールもフリーです。

 

コスパが良い

150gで1850円(税抜き)なので、コスパがめちゃくちゃ良いですね。カプセル化紫外線吸収剤を使って、本当にSPF50+もあるのか、疑いたくなるような安さです。

 

amazon評価は4.2/5で、非常に高いです。

日焼け止めスプレーの気になる疑問

日焼け止めスプレーについて、気になる疑問についてまとめてみました。

 

日焼け止めスプレーは飛行機に持ち込める?

塗料やスノボの潤滑用スプレーなどは、機内持ち込みも預けることも不可ですが、化粧品や医薬品の日焼け止めスプレーはもちこめます。

 

ただ、持ち込める量に条件があります。

化粧品類(ヘアスプレー、制汗スプレーなど)や医薬品類(殺菌・消毒スプレー、冷却スプレー)については、1容器あたり0.5L/0.5kg、1人あたり合計2L/2kgまで輸送が許可されております。(機内持ち込み・お預けともに可)

引用:機内持ち込み・お預かりできないもの[国内線]/ANAホームページ

一般的な日焼け止めスプレーは、1容器あたり0.05〜0.15kg(50〜150g)ほどなので、市販の製品は全て持ち込めます。

150gの日焼け止めスプレーなら、1人で13本持ち込めます。

 

日焼け止めスプレーの使用期限

日焼け止めスプレーの使用期限は、特に記載がなければ、製造日から3年以上ですが、開封した後は、1シーズンで使い切った方がいいと思います。

紫外線吸収剤の劣化が進む場合があるためです。

 

日焼け止めミストってどうなの?

日焼け止めミストは、ガスを使わず、シュシュっとできる容器に入っている日焼け止めですね。

あまりSPFが高いものはないので、やめておく方がいいです。

 

さあ日焼け止めスプレーで紫外線ケアをしましょう

お気に入りの日焼け止めスプレーが見つかったら毎日使いましょう。

特に、メイクの上から塗り直すときに使いやすいので、こまめな塗り直しに使いましょう。

 



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