【2019年】紫外線吸収剤不使用のプチプラ日焼け止め4選【研究職が厳選】

紫外線吸収剤不使用日焼け止めプチプラ

紫外線散乱剤不使用の日焼け止めを使いたいけれど、値段が高いのはちょっと・・・と思われる方に人気なのがドラッグストアで売っているくらいのプチプラの日焼け止め。

 

プチプラの定義はありませんが、ツイッターアンケートの結果から、1500円以下の商品とのこと。

 

しかし、安すぎて使用感や機能が悪いのも嫌ですよね。

 

そこで、本記事では日焼け止めを開発していた私が、プチプラで紫外線散乱剤不使用の日焼け止めについて、

  • 選び方4つのコツ
  • オススメの日焼け止め

 

をまとめて紹介します。

 

紫外線吸収剤不使用はなぜ人気?

紫外線吸収剤は、多量に配合すると皮膚刺激などのリスクが上がるので、化粧品基準で配合上限が決められている成分です。

 

最近では、2019年5月の米国医師会の報告で、紫外線吸収剤配合の日焼け止めを使うと、血中に紫外線吸収剤が吸収されることがわかり、話題となっています。

 

このような背景から、敏感肌の方や、赤ちゃん・子供向けに、紫外線吸収剤を不使用としたノンケミカル日焼け止めが人気となっています。

 

すみしょう
わたしも子供が生まれてから、子供向けの日焼け止めを色々検討しています。

 

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの特徴

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、酸化チタン、酸化亜鉛という成分(いわゆる紫外線散乱剤)のみで構成されるため、色々なメリット・デメリットが出てきます。

 

紫外線吸収剤を入れたものと、入れていないもの(ノンケミカル )の特徴は以下のようになります。

紫外線吸収剤入りの日焼け止め 紫外線吸収剤不使用の日焼け止め
UVカット成分 メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、酸化亜鉛、酸化チタンなど 酸化チタン、酸化亜鉛
価格 安い 高い
使用感 みずみずしく、軽い使用感が多い。 きしみがでやすい。伸びが悪い。白浮きしやすい。
安全性 紫外線吸収剤は、日本、EUで配合上限があり、米国でも安全性に懸念があることから再審査中。 紫外線散乱剤は、日本で配合規制がない。米国では安全性が認められている。EUでは配合上限がある。100nm以下は<nano>の表示必要。

 

酸化チタンや酸化亜鉛のみを配合した、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、EUでナノマテリアルの問題が懸念されているものの、現時点では安全性は高いという認識がされています。

一方、酸化チタンなどは、微粒子粉体なので、白浮きしたり、使用感が悪くなったり、原料価格が高くなりやすいというデメリットがあります。

 

紫外線吸収剤不使用の日焼け止め選び4つのポイント

紫外線吸収剤フリーの日焼け止めを選ぶときに、敏感肌の方や赤ちゃん向けに選ぶポイントを4つ紹介します。

  1. 使用感が良いもの
  2. エタノール1%以下
  3. 落としやすい
  4. 大手メーカーのSPF30以上

 

使用感がいいものを選ぶ

成分の安全性も重要ですが、なによりも毎日使い続けて紫外線から肌を守ることが一番重要です。

個人的には、成分の安全性よりも、紫外線にあたる方が将来、悪影響を及ぼすと思っています。

 

そのためには、使用感が良いものを選びましょう。

 

エタノールが1%以下のものを選ぶ

エタノールが1%以下のものを選びましょう。

全成分をみたとき、植物エキス類の後ろにエタノールが記載されているものは、エタノールが1%以下です。

 

1%以下ならスースーした感触はないのでオススメです。

ただ、非常に敏感な方はエタノールが全く配合されていない、エタノールフリー(アルコールフリー)と記載されているものを選びましょう。

 

落としやすいものを選ぶ

「専用クレンジング不要」「石けんで落とせる」「通常の洗浄料で落とせる」などと記載のあるものを選びましょう。

 

日焼け止めを塗るのは重要ですが、日焼け止めが肌に残っていると、肌トラブルの原因になることがありますので、っかりと落とすことも重要です。

 

「メイク落としで丁寧に落としてください」などと、記載のあるものは落としにくいので、避けましょう。

 

大手メーカーのSPF30以上のものを選ぶ

資生堂、花王、オルビス、ポーラ、ロート製薬、コーセー、ノエビアなどの国内大手メーカーの日焼け止めなら、SPF30以上のものを選びましょう。

普通の肌質の人なら、10時間は日焼けを防げますので、十分なSPFです。

 

しかし、その他のメーカーは、SPF表示の信頼性が怪しいので、念の為、SPF50+を選んでおいた方が良いと思います。

そのあたりの詳細は、関連記事に記載しています。

 

関連日焼け止めの選び方の2つのポイント【SPF表示は信じるな】

 

【2019年】紫外線吸収剤不使用のプチプラ日焼け止め4選

では、プチプラで紫外線吸収剤不使用のノンケミカル日焼け止めを紹介します。

実際、テスターで触ったり購入したりして、感触も確かめています。

 

その前に、紫外線吸収剤不使用日焼け止めは、原料価格がかなり高くなるので、普通の日焼け止めよりは、どうしても高くなりますことをご了承ください。

 

オルビス サンスクリーン フリーエンス

伸び:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
きしみのなさ:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
白浮きのなさ:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
落としやすさ:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
プチプラ度:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
Average:4.2 out of 5 stars (4.2 / 5)

SPF 30、PA+++です。

1200円/50gなので、1gあたり24円です。

 

オルビスは、プチプラコスメというより、もうちょっと高いシリーズかなと思っていましたが、意外と手が届く範囲です。

 

紫外線散乱剤として酸化チタンしか使っていないので、白浮きは若干する感じですね。

 

また、落とす時は「いつもの洗浄料」で落とせるのが嬉しいポイントですね。

成分的にもウォーターベースの日焼け止めであることがわかります。

 

無香料、無着色、アルコールフリー、アレルギーテスト済みですし、幼児の連用試験もやっているので、赤ちゃんでも使えます。

 

ニベアサン プロテクトウォーターミルクマイルド

伸び:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
きしみのなさ:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
白浮きのなさ:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
落としやすさ:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
プチプラ度:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
Average:4.2 out of 5 stars (4.2 / 5)

SPF 50+、PA+++です。

580円/30gなので、1gあたり19円でした。

 

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めでプチプラと言ったら、この商品が一番コスパが良いのではないでしょうか。

さすがに紫外線吸収剤配合の日焼け止めに比べると、伸びは劣りますが、結構するする伸びます。

紫外線散乱剤特有のきしみは、かなり抑えられており、酸化亜鉛がメインなので白浮きもしません。

 

ただ、粘度がゆるくて、手からこぼれ落ちるので、子供につけるときにはちょっと苦労するかもしれません。

 

なお、落とす時は「メイク落とし」が推奨されていますが、洗顔ジェルでは1回で、泡タイプのハンドソープなどでは2回使わないと落ちなかったです。

 

無香料、無着色、アルコールフリーなので、赤ちゃんでも使える設計です。

 

キュレル UVローション

伸び:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
きしみのなさ:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
白浮きのなさ:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
落としやすさ:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
プチプラ度:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
Average:3.8 out of 5 stars (3.8 / 5)

SPF 50+、PA+++です。

1500円/60gなので、1gあたり25円。

 

キュレルは敏感肌のためのシリーズで、医薬部外品であり、抗炎症効果もあります。

 

使用感としては、シリコーンベースの日焼け止めなのでかなりさらっと伸びます。また、きしみ感もかなり抑えられています。

白浮きは若干あるかなという感じ。

ローションタイプで、粘度はほとんどないので、子供につけるときには苦労しますね。

 

また、シリコーンベースのW/Si乳化タイプなので、メイク落としは使った方がいいです。なので、赤ちゃんに使ったら落とすのはちょっと手間かもしれません。

 

無香料、無着色、アルコールフリー、敏感肌の人でのパッチテスト済み。

キュレル UVエッセンス

伸び:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
きしみのなさ:2 out of 5 stars (2.0 / 5)
白浮きのなさ:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
落としやすさ:5 out of 5 stars (5.0 / 5)
プチプラ度:2 out of 5 stars (2.0 / 5)
Average:3.2 out of 5 stars (3.2 / 5)

SPF 30、PA+++です。

1500円/50gなので、1gあたり30円。

 

キュレルのジェルタイプの日焼け止め。医薬部外品であり、抗炎症効果も。

使用感としては、ウォーターベースの日焼け止めなので、ローションタイプに比べると、伸びが悪いです。また、きしみ感もちょっとあります。

 

なので、大人用としては、その他の方がおすすめなのですが、感触を気にしない子供には一番オススメです。

まず、無香料、無着色、アルコールフリー、敏感肌の人でのパッチテスト済みなので、赤ちゃんや子供用に使える設計であることはもちろん、ジェルで粘度があるので、子供につけるときに、つけやすいです。

 

また、ウォーターベースなので、いつもの洗顔とかボディソープで落とせます。

子供用に紫外線吸収剤不使用日焼け止めといったら、キュレルUVエッセンス一択ですね。

適切な日焼け止めの量はどれくらい?

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、価格も高くなりがちです。

なので、使いすぎるともったいないと思ってケチって使うと、日焼けしてしまいます。

 

そこで、日焼け止めを使う量を知ることが大切です。

 

日焼け止めのSPF表示をしっかり発揮する量は、2mg/cm2の使用量が必要です。

これを、体の各部位に当てはめてみると以下のようになります。

表面積(cm2) 使用量(g)
顔* 330 0.7
540 1.1
上腕+下腕+手 3334 6.7
合計 8.5

参考:日本人の身体表面に関する研究
*顔は筆者の実測です。

 

日常生活で、顔、首、手腕につけるのなら、8.5gの日焼け止めが必要になります。8.5gは、小さじ1.7杯くらい。

 

35gの日焼け止めなら、4〜5日でなくなります。それほどしっかりつけないといけないのです。

 

ちなみに、海に行ったときは、背中、お腹、胸、足も塗るため、合計で27gほど必要になります。大さじ2杯弱ですね。

表面積(cm2) 使用量(g)
背中 1171 2.3
胸+腰 1014+434 2.9
お腹 933 1.9
太もも+脚+足 2936+2048+1135 12.2
合計 19.3

参考:日本人の身体表面に関する研究

 

日焼け止めは、必要量の半分以下しかつけていないという統計もあるので、思ったより厚塗りしてちょうど良いと思った方がいいと思います。

 

さあ、プチプラノンケミカルでUV対策を

紫外線は、シミシワ皮膚ガンなどのリスクがあるので、UV対策は必須です。

紫外線吸収剤が肌に合わない人は、ノンケミカル日焼け止めをたっぷり塗って日焼けを防ぎましょう。

また、赤ちゃんや子供のうちから紫外線対策をしておきましょう。

 

迷ったらオルビスフリーエンスオススメです。

ちょっとキシミとテカリが気になりますが、石鹸で落とせるし、デイリー使いにはいい感じです。

うちも使ってますよ^^



人気 元化粧品研究すみしょうが選ぶマイベストコスメ




メルマガ登録2000名様突破!(2020年4月現在)
「化粧品の成分ってよくわからない。化粧品に詳しくなりたい」

化粧品研究職を7年経験した私が、化粧品成分の働き、化粧品開発の流れ、広告に騙されない化粧品選びを学べる無料メルマガ講座を配信中。
また、不定期で皮膚科学研究の紹介、話題コスメ、その他お知らせも配信。

コスメ大好きな方、美容部員さん、OEM処方開発1年目、化粧品企画部門の方などからご好評頂いています。ぜひ登録してみてください。