キュレル日焼け止めはニキビ肌でも使える?4つを成分解析してみた

日焼け止め

「キュレルの日焼け止めはニキビ肌でも使えるのかな?ニキビが悪化しないか心配」

 

すみしょう
わたしは某上場企業で化粧品開発を8年行い、日焼け止め商品も開発した経験があります。

 

キュレルの日焼け止めは4種類ありますが、それぞれニキビが出来やすい処方なのか、どれがニキビ肌の人にオススメか解析しました。

結論からいうと、キュレルUVエッセンスが一番おすすめです。

 

キュレル日焼け止めは4つともノンコメドジェニック試験済み

キュレル日焼け止めは、敏感肌用設計の日焼け止めです。

紫外線吸収剤を使っていないので、ノンケミカル日焼け止めに分類されます。

剤型およびSPF・PA(紫外線防御の指標)の異なる、4つがラインナップされています。

  • UVローション
  • UVエッセンス
  • UVミルク
  • UVクリーム

 

これらは、どれもニキビになりにくいことを判断する、ノンコメドジェニックテスト済みであり比較的ニキビになりにくい処方となっています。

 

では4つのうち、どれが一番ニキビ肌にオススメでしょうか?

ニキビ肌にオススメかどうかの指標として、クレンジングや洗顔で日焼け止めがしっかり落ちるかがポイント。

この観点でキュレルのUVシリーズを見ていきましょう。

 

「キュレル UVローション SPF50+ PA+++」はニキビ肌でもOK?

UVローション SPF50+ PA+++

グリチルレチン酸ステアリル*、ジメチコン、低温焼成酸化Zn、シクロジメチコン、水、流動イソパラフィン、酸化Zn、アスナロエキス、酸化Ti、BG、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラン、POE・ジメチコン共重合体、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、グリセリン、シリコン被覆タルク、シリコン被覆酸化亜鉛(S)、メチルシロキサン網状重合体メチルハイドロジェンポリシロキサン、タルク、水酸化Al、ステアリン酸、ユーカリエキス、ワセリン、パルミチン酸デキストリン、架橋型ジメチコン、ステアリン酸POEソルビタン

*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」

引用:花王(株)キュレル公式サイト

処方を見ると、油に溶けやすい抗炎症剤のグリチルレチン酸ステアリルを使っていますね。

また、シリコーンオイル(青文字)が多い処方かつ、オイルゲル化剤のパルミチン酸デキストリンを使っているので、どちらかというとクレンジングで落としにくいW/O乳化型の処方です。

普通の日焼け止めと比べたら良いのですが、キュレルの4つの中ではクレンジングで落としにくいので、そこまでオススメと言えないですね。

ただ、SPF50+はローションだけなので、海に行くときはこれがオススメです。その後、しっかり落としましょう。

 

「キュレル UVエッセンス SPF30 PA+++」はニキビ肌でもOK?

キュレル UVエッセンス SPF30 PA+++

グリチルリチン酸ジカリウム*、水、BG、微粒子酸化Ti、イソノナン酸イソノニル、ジメチコン、アスナロエキス、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、DPG、ステアリルアルコール、ステアリン酸ソルビタン、水酸化Al、ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、フェノキシエタノール、水酸化カリウム液(A)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ワセリン、ステアロイルメチルタウリンNa、アミノヒドロキシメチルプロパンジオール、PEG20000、カンテン末、エデト酸塩

*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」

引用:花王(株)キュレル公式サイト

キュレル4種類の中で、グリチルリチン酸ジカリウムという水に溶けやすい抗炎症成分を配合しています。

また、主成分が水であり、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体という、水性の増粘成分を使っているので、O/W乳化処方です。

O/W乳化処方は、クレンジングや洗顔で落としやすいため、ニキビ肌の方にオススメです。

 

「キュレル UVミルク SPF30 PA++」はニキビ肌でもOK?

キュレル UVミルク SPF30 PA++

グリチルレチン酸ステアリル*、水、シクロジメチコン、ジメチコン、低温焼成酸化Zn、酸化Zn、アスナロエキス、グリセリン、シリコン被覆タルク、POE・ジメチコン共重合体、BG、流動イソパラフィン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、メチルハイドロジェンポリシロキサン、シリコン被覆酸化亜鉛(S)、ユーカリエキス、パルミチン酸デキストリン、PEG1540、ジメチルパルミチルポリシロキサン

*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」

引用:花王(株)キュレル公式サイト

SPF、PAは低めですが、冒頭のUVローションと同様、クレンジングで落としにくいW/O乳化型の処方だと思われます。

ニキビ肌の方が使う、あるいはニキビができないようにするのであれば、クレンジングをしっかりしましょう。

 

「キュレル UVクリーム SPF30 PA++」はニキビ肌でもOK?

キュレル UVクリーム SPF30 PA++

グリチルレチン酸ステアリル*、水、シクロジメチコン、ジメチコン、低温焼成酸化Zn、酸化Zn、アスナロエキス、グリセリン、シリコン被覆タルク、POE・ジメチコン共重合体、BG、流動イソパラフィン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、メチルハイドロジェンポリシロキサン、シリコン被覆酸化亜鉛(S)、ユーカリエキス、パルミチン酸デキストリン、PEG1540、ジメチルパルミチルポリシロキサン

*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」

引用:花王(株)キュレル公式サイト

SPF、PAは低めですが、冒頭のUVローションと同様クレンジングで落としにくいW/O乳化型の処方。

ニキビ肌の方が使うなら、クレンジングをしっかりないといけません。

 

ニキビ肌にオススメのキュレル日焼け止めまとめ

SPF、PA ノンコメド試験 ニキビ肌
オススメ度
キュレルUVローション SPF50+、PA+++ 試験済
キュレルUVエッセンス SPF30、PA+++ 試験済
キュレルUVミルク SPF30、PA++ 試験済
キュレルUVクリーム SPF30、PA++ 試験済

キュレルの日焼け止め4つを処方解析した結果、4つともノンコメド試験を実施済みでしたので、ニキビになりにくい処方となっています。

さらに、日焼け止めをつけたときには、落としやすさも重要です。その観点からいうと、「キュレル UVエッセンス SPF30 PA+++」は、水が多く、O/W乳化処方なので、クレンジングで落としやすい部類の商品です。

よって、ニキビが気になる方にはキュレルUVエッセンスがオススメです。



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