ビオレマッサージ洗顔ジェルの成分解析と毛穴ケア実体験!ヒリヒリした?

ビオレ洗顔ジェル成分解析ブログ

ビオレマッサージ洗顔ジェル(なめらかタイプ、緑のパッケージ)は毛穴ケア効果で話題です。

私もイチゴ鼻が気になっており、実際購入したので、成分解析、毛穴ケア効果、ヒリヒリするという噂について体験レビューしました。

 

結論:成分は斬新!毛穴クリア効果はありました。ただ黒ずみ改善までは至らず、髭剃り後に使うとややヒリヒリしました。

 

すみしょう
私は化粧品研究職を7年やってましたが、非常に尖った成分の組み合わせだなと、花王さんの技術に驚きました。

 

動画や音声で解説を見てみたい方は、こちらをどうぞ。

ビオレ洗顔ジェルの成分解析と使用感レビュー(動画の時間 9:01)

 


ビオレマッサージ洗顔ジェルは特許出願中なので成分解析しやすい

化粧品の成分解析は、経験から推定するのですが、ビオレマッサージ洗顔ジェル(なめらかタイプ)は、角栓クリア処方と訴求しており、花王の特許が出願中です。

 

2018年11月に出願されているので、特許登録されるのには3年ほど時間がかかりますが、内容を見る限り新しい技術なので、登録されると思います。

 

この特許に書かれている内容から、ビオレおうちでエステマッサージ洗顔ジェルのなめらかタイプについては、かなり精密な成分解析ができました。

 

ちなみに、この特許情報はどなたでもインターネットで見れます。

J-Plat Patにアクセスして、検索窓に「2018-177781」を入れてみてください。

 

ビオレマッサージ洗顔ジェル(なめらか)成分解析

ビオレ洗顔ジェルなめらかの裏面の成分表示
成分名 成分の説明 配合率(推定)
ベース成分。 70
マンニトール 保湿。砂糖からつくられる還元糖。 10
アルギニン 中和剤。弱アルカリ性であり、毛穴角質クリア成分。 5
トレハロース 保湿。砂糖と似たような二糖類です。 5
トロメタミン 中和剤。弱アルカリ性であり、毛穴角質クリア成分。 5
ソルビトール 保湿。砂糖からつくられる還元糖。 3.9
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー 粘度調整。合成ポリマー。よく使われる。 0.1
ミリスチン酸 洗浄。脂肪酸に分類され、洗顔フォームにはほぼ必須の成分。 0.4
ラウレス-21 洗浄。非イオン性の界面活性剤。 0.25
ヒドロキシエチルセルロース 粘度調整。塗布時のヌルヌルした感触を演出と推定。植物由来のセルロースから合成して作る。 0.1
ラウレス-4カルボン酸 洗浄。花王の原料。低刺激、生分解性が良い。石鹸に近い構造。 0.1
EDTA-2Na 安定化。キレート剤。水道水中の金属イオンを補足する。 1%以下
フェノキシエタノール 防腐。一般的な成分。 1%以下
香料 合成香料。 1%以下

ビオレ洗顔ジェルは、pHは9〜10の、弱アルカリの洗顔料です。

 

泡立たないこと、毛穴の角質クリア効果が特徴となっており、おおまかな処方構成は、以下。

  1. 毛穴の角質クリア成分
  2. 洗浄成分
  3. 保湿成分
  4. ゲル化成分
  5. 防腐、安定化、香料

 

気になる成分について、深掘りしていきますね。

 

毛穴の角質クリアに効いている成分は2つ

毛穴の角質に効いている成分は、特許を見ると、アルギニンとトロメタミンでした。

さらにアルギニンとトロメタミンを2つ組み合わせることで、角栓除去の効果が相乗的にアップするということがわかりました。

 

特許の実験項目では、人工角栓をどれくらい溶解するかという試験をされており、アルギニンとトロメタミンをバランスよく組み合わせることが重要です。

 

泡立たない洗顔料だが洗浄成分は入っている

ビオレマッサージ洗顔ジェルは、洗浄成分である界面活性剤の量が少ないです。

ミリスチン酸、ラウレス-21、ラウレス-4カルボン酸の合計が0.8%ほど。

 

泡立つ洗顔フォームだと20〜30%の洗浄成分が配合されますので、かなり少量ということがわかります。

 

普通の洗顔フォームと違って、水で泡だてることなく、原液を直接顔に塗るので、界面活性剤量を少なくし、低刺激にしようという考えかと推察されます。

 


ビオレ洗顔ジェルの毛穴への効果【体験レビュー】

それでは、実際に、ビオレ洗顔ジェルを使ってみました。

(鼻の写真なので、お見苦しいかもしれませんが)

 

その結果、毛穴の角質除去効果はやや感じられ、つるんとしたお肌になりました。

しかし、毛穴の黒ずみが完全にとれるまでは行きませんでしたね。

 

ビオレ洗顔ジェル洗浄前の鼻の毛穴 ビオレ洗顔ジェル洗浄後の鼻の毛穴

 

また、妻も使っているので感想を聞くと、

 

「鼻がつるんとして、毛穴汚れが綺麗になった」

 

ということでした。

 

なので、黒ずみ前の出来たばかりの角栓なら取れやすいのかもしれません。

特許の実験項目をみても、黒く酸化した角質で実験しているわけではなかったです。

 

ビオレのマッサージ洗顔ジェルはヒリヒリ肌荒れする?

ネット上での口コミをみていると、ビオレの洗顔ジェルがヒリヒリとか肌荒れするというワードがあります。

たしかに、私も髭剃りをしたあとの肌に、こちらの洗顔をぬったところ、多少ヒリヒリを感じました。普通の肌は大丈夫でした。

 

成分としてまず怪しいなと思うのが、トロメタミン、アルギニンを両方とも5%配合されていることです。

 

各成分がどのようなものなのか、またその安全性について、アメリカの化粧品成分評価(CIR)のレポートも確認し、深掘りして考察しました。

 

アルギニンとは?皮膚刺激はある?

アルギニンはアミノ酸の一種で、微生物の発酵で作られます。弱アルカリの成分です。

化粧品には、pH調整剤として、カルボマーなどのゲル化剤と一緒によく使われます。

 

刺激性については、アメリカの化粧品成分評価(CIR)に基づくと、5%のアルギニン水溶液で、皮膚刺激、目刺激、アレルギー性はナシという結果になっており、安全な成分といえます。

 

参考:https://online.personalcarecouncil.org/ctfa-static/online/lists/cir-pdfs/PR607.pdf

 

トロメタミンとは?皮膚刺激はある?

トロメタミンとは、2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオールや、トリス(Tris)ともよばれる弱アルカリ成分です。

緩衝剤として生物学分野でよく使われる成分で、化粧品で使うのは珍しいです。

 

刺激性については、引っ掻き傷のある皮膚に対しては、25%のトロメタミン水溶液では刺激なし、100%のトロメタミン結晶ではマイルドな刺激がありました。アレルギー性はなしです。

なので、やや刺激がある成分と結論されています。

 

参考:https://online.personalcarecouncil.org/ctfa-static/online/lists/cir-pdfs/PR630.pdf

 

アルギニンとトロメタミンの相乗効果でヒリヒリしている?

特許によると、これらの2つを組み合わせることで、角質を溶解する効果が高まるとのこと。

そのため、もしかすると、この2つを組み合わせることでトロメタミンの刺激性も向上させているのかもしれません。

 

また、皮脂の洗浄力はかなりあり、洗浄後、化粧水などをつけずにいると、粉吹きのようになりました。肌荒れというほどではないですが、すぐに保湿することを推奨します。

 

私以外にも、ヒリヒリしたという口コミが結構あるので、チェックしてみてください。

 

関連ビオレマッサージ洗顔ジェルは良い口コミもあれば悪い口コミもある

 

まとめ

ビオレマッサージ洗顔ジェルなめらかタイプの成分解析、体験レビューまとめです。

  • アルギニンとトロメタミンの相乗効果で角質クリア効果を高めている
  • 出来たばかりの毛穴の角栓はとれる
  • 毛穴の黒ずみ改善までは至らず
  • 髭剃り後の肌はヒリヒリした
  • 洗浄後放置すると粉吹きした

 

毛穴の黒ずみまで改善するには時間がかかると思うので、継続使用してみたいと思います。

なお、ビオレ洗顔ジェルの効果的な使い方については、関連記事をご覧ください。

 

関連ビオレ洗顔ジェルの使い方7つのコツ。


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2019.10.05

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