顔にニキビがあっても使えるオススメ日焼け止め【化粧品研究職7年が解説】

日焼け止め

「顔にニキビがあっても日焼け止めを塗るべき?ニキビの上から日焼け止め塗ると悪化しそうで心配。」

 

この気持ちはよくわかります。思春期の方のニキビ、赤ニキビ、白ニキビなど、様々な症状がありますよね。

しかし、どんなニキビの方でも、日焼け止めは使ったほうがいいと考えます。

 

すみしょう
今回は、化粧品研究職を7年行なった知見を元に、ニキビがあっても日焼け止めは使ったほうがいい理由と、日焼け止めを選ぶポイント、オススメの日焼け止めを紹介します。

 

参考文献:最近のざ瘡治療とスキンケア/資生堂

 


顔にニキビがあっても日焼け止めを塗るべき3つの理由

顔にニキビがあっても日焼け止めは塗った方がいいです。

日焼け止めを塗らないと、紫外線が当たりニキビを悪化させる原因になります。

 

紫外線がニキビに悪い理由は3つあります。

紫外線を浴びると、

  1. 角質が肥大して、毛穴から皮脂が排出されにくくなる
  2. 皮脂が酸化し毛穴を刺激し、ニキビ増殖になる
  3. 活性酸素がニキビの炎症を悪化させる

 

このため、極力、紫外線を浴びないことは重要なポイントなのです。

 

参考:日焼けが肌荒れやニキビの原因に?/資生堂

 

ニキビ肌のための日焼け止め選びのポイント

ニキビ肌の人が日焼け止めを選ぶときは、以下のポイントを抑えて選びましょう。

1、2は必須です。

可能であれば、3もクリアしてればなおよし、という感じです。

  1. ノンコメドジェニック試験済みのもの
  2. 通常の洗顔で落とせます(専用クレンジング不要)と記載のあるもの
  3. 脂質やグリセリンが少ないもの

 

なお、オーガニック系や敏感肌向けのものがオススメ、という情報もありますが、オーガニックは刺激があるものも多いですし、敏感肌とニキビ肌は原因がやや異なります。

 

ノンコメドジェニック試験済みと記載のあるもの

ノンコメドジェニック試験は、ニキビができにくいかを試す試験です。

この試験をクリアしていればニキビができにくい商品といえるので、ノンコメドジェニック試験済み(コメドジェニック試験済み)と書いてあるものを選びましょう。

 

関連ノンコメドジェニックとは?試験の評価方法をCRLから紹介

 

通常の洗顔(せっけん)で落とせる(専用クレンジング不要)と記載のあるもの

ニキビの原因菌とされるアクネ菌は、毛穴がつまって酸素がない環境になると増殖しやすくなります。

毛穴を詰まらせないためにも、日焼け止めを使った後は、しっかりと汚れを落とす必要があります。

 

しかし、日焼け止めの中には、耐水性を高めたり(ウォータープルーフ)、サラッとした感触にするためシリコーンを主成分としたものもあり、それらは通常の洗顔では落としにくいことがあります。

そのため、洗顔(せっけん)で落とせます(専用クレンジング不要)と記載のある日焼け止めを選びましょう。

 

脂質&グリセリンが少ないもの

脂質は、アクネ菌が大好きな成分です。また、グリセリンは、アクネ菌を増殖させやすいという報告があります。よって、可能であれば、脂質やグリセリンが少ないものを選びましょう。

 

脂質の例としては、トリ〇〇グリセリル(トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル)などがあります。

化粧品の処方開発においては、どちらもよく使われる成分なので大きな問題はありません。

 

これらの成分が入っているから絶対ダメと考えるのではなく、商品AとBで迷っているなら、入っていない方を選ぼうかな、程度に考えておきましょう。

 


ニキビ肌にオススメの日焼け止め4選

ニキビ肌にオススメの日焼け止めを4つ紹介します。

ドラッグストアで買えるものもありますので、ぜひチェックしてみてください。

 

花王 ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス

すみしょう

花王のビオレUVシリーズNo.1の売り上げのエッセンスタイプの日焼け止めです。みずみずしい感触でありながら、SPF50+, PA++++という最高の紫外線防御力。

  • ノンコメドジェニック試験済み
  • ウォータープルーフでかつ、石鹸でも落としやすい
  • 脂質やグリセリンも入っていない

 

という特徴があります。

 

また、肌の上の塗りムラを防ぎ、しっかりと紫外線をカットする、花王の新技術ミクロディフェンスUV技術も搭載されています。

ニキビになりにくく、さらに紫外線カット技術も超一流の日焼け止めです。

 

関連ビオレ日焼け止めでニキビ肌にオススメは?【化粧品開発歴7年が解析】

 

花王 キュレル UV エッセンス 50g

すみしょう
花王の敏感肌ブランド、キュレルの日焼け止めです。

 

軽くみずみずしいつけ心地です。ノンケミカル処方で、洗顔で落としやすい水系処方であり、ノンコメド試験済み、脂質(トリグリセリド)もグリセリンも含まれていません。

さらに医薬部外品でもあり、日焼け後の炎症も抑えます。

 

関連キュレル日焼け止めはニキビ肌でも使える?4つを成分解析してみた

 

オルビス サンスクリーン R オンフェイス モイスト 35g

すみしょう
オルビスには顔用日焼け止めが2種類ありますが、こちらの「モイスト」は、洗顔で落としやすい水系処方であり、ノンコメド試験済み、また、脂質(トリグリセリド)も含まれていません。

オイルフリーを訴求するオルビスさんのこだわり商品ですね。

 

関連オルビスの日焼け止めはニキビ肌でもOK?化粧品研究職7年が分析!

 

dプログラム アレルバリア エッセンス

すみしょう
資生堂のdプログラムの日焼け止めです。ノンコメド試験済みです。

ウォータプルーフなのですが、資生堂独自の技術で、普通の洗顔で落としやすい設計にされています。

ニキビ肌が気になる方で、ウォータープルーフの日焼け止めを使いたい場合はオススメです。

 

まとめ

ニキビ肌の方が日焼け止めを選ぶときは、以下の基準で選んでみましょう。

  • ノンコメド試験済み
  • 洗顔で落としやすい

 

デイリー使いなら花王のビオレアクアリッチウォータリーエッセンスがオススメです。


すみしょう的におすすめな商品まとめ

今現在、どんな肌質の方にもおすすめできるのは、オルビス ディフェンセラというトクホ食品です。

肌のバリア機能に着目し、うるおいを逃がしにくくする効果が期待されます。劇的な効果実感は薄いものの、皮膚科学的に理にかなっており、普段のスキンケアにプラスαで取り入れるのはアリです。

以下、私の解析&使用感レビューです。

→オルビスディフェンセラの解析&使用レビュー

オルビスディフェンセラを3ヶ月飲んだ私がその効果を口コミ【元化粧品研究が語る】

2019.10.05

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